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コラーゲンって何?

コラーゲンって何?

◯コラーゲンはタンパク質の一種
 コラーゲンはタンパク質の一種で、心臓、肝臓、肺、前立腺、腎臓、子宮、骨、筋肉、皮膚、関節、目、髪など、体中のあらゆる組織に含まれています。体を構成する重要な成分です。

・コラーゲンの「コラ」は、「接着剤」を意味するラテン語
 人の体は約60兆個の細胞でできていますが、ほとんどのコラーゲンは細胞と細胞の隙間に存在していて、外から細胞を守っています。細胞をつなぎとめ、体内の組織の形を作ったり、支えたりする接着剤のような役割を担っています。コラーゲンの「コラ」は、「接着剤」を意味するラテン語に由来します。

・水分(H2O)の次に体内に多く含まれる成分
 人の体は約60%が水、約20%がタンパク質、約15%が脂肪でできています。体を構成しているタンパク質のうち約30%をコラーゲンが占めていて、全体重の約6%に相当します。動物の体内で水の次に多い成分がコラーゲンなのです。

○コラーゲンの基礎知識
・体内には28種類のコラーゲンがあります。
 人の体には28種類のコラーゲンがあり、発見された順番にⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型……と名づけられています。人の体に多く存在しているのはⅠ型とⅡ型です。
 Ⅰ型はおもに皮膚や骨、腱などに多く存在し、内側から体を支える働きをして弾力や強度に関係しています。Ⅱ型は軟骨に多く含まれていて、関節を守る役割を担っています。Ⅲ型は血管の内壁などあり、コラーゲンは体のあらゆるところに存在しています。
・コラーゲンの三重らせん構造
 コラーゲンは3本のアミノ酸の鎖がらせん状にからまった三重らせん構造をしています。この三重のらせんの間に水を溜めることで保水効果を持ち、三重らせんが集まることで弾力が生まれます。
・コラーゲンはアミノ酸が多数結合しています
 コラーゲンはタンパク質の一種ですが、アミノ酸が多数結合することでタンパク質になります。すべてのコラーゲンには18種類の同じアミノ酸が含まれています。
・コラーゲンの原料は牛・豚・魚
 コラーゲンは動物由来のものと魚由来のものに分けられ、コラーゲンを製造する際には、牛や豚では皮や骨が、魚では皮やうろこが原料とされます。

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